初めてのアメリカに出発
2005.07.06

ついにこの日がやってきた。アメリカに出発の日です。

成田には12時ぐらいに到着。はやかったので成田のジャスコで最後の買い物をしました。 そして1時ぐらいに成田空港に到着。カウンターで航空券をもらって荷物を預けました。 飛行機が出るのは4時半。それまでは余裕がある。

空港には友達が見送りに来てくれた。 1時間ほど話して3時にいよいよ出発のために手荷物検査のゲートをくぐる。 ゲートをくぐった瞬間に、楽しみという感情よりも寂しいという感情の方が大きかった。 初めての海外、そしてアメリカという事で緊張していた。

無事出国審査を抜けて、飛行機に乗り込む。乗った飛行機は、アメリカン航空成田発サンノゼ行きAA128便のボーイング777です。 機内に入って自分の席に行くとすでに隣の人がいた。初めは日本人かと思ったが、 英語で話しかけてきた。おそらく韓国人だった。窓際の席を取ったので、ずっと窓の外を見ていました。

飛行機に乗る時間は8時間程度。 しかし、初めてこんなに長く飛行機に乗るので全然眠れなかった。 そして、アメリカに到着したのが現地時間で昼。 つまり、この日は30時間以上寝ないで動くことになってしまった。

日本時間でいうと7日になるのが、これからは現地時間で6日ということで続けて書いていく。

まず最初の緊張の場面が入国審査。自分の番が来て必要書類を渡したのですが、そこで入国審査官が「I−20をだせ」と言って来た。 これが困った。I−20が一体なんなのか分からない。スクールからもらった資料にもそんなことは書いていなかったので、 非常に困りました。さらに悪いことには考えたら必要書類もなにも、いろいろな書類は機内に預けてしまっていたのです!

ところが、偶然だったのですが出国前に現地で暮らす寮の住所が分からないので、 書類を入れていたケースを開けていました。その時に、入校許可証と言われていたものだけは、 パスポートを入れている手荷物のかばんに移しておいたのです。

そのことを思い出して、ひとまずこの入校許可証を出してみようと思い、 入国審査官に渡すとなんとそれがI−20だったわけです。 入国審査官は、もしこれを持っていなかったらそのまま帰ってもらっていたよといわれた。 それにしても、なんでこんなに大事なことをオフィスは言ってくれなかったのでしょうか? 正直言って、この時はちょっと腹が立ってしまった。

入国審査官は、その後もいろいろと聞いてきました。 いつ帰るのか?渡米の理由?お金は訓練に必要なだけ持っているのか?などを聞かれてから、 指紋採取、顔写真を撮って無事入れました。

機内に預けていた荷物を取って次の部屋に行って、 そこにいた人に、乗り継ぎかと聞かれて違うと答えたら、左ね!といわれ左にいくと、外だった。

資料にはA4の紙を持った日本人の人が迎えにきていると言われていたので探してみると、 まだいません。そこで、30分待っていると、スタッフがきました。 しかし、それが明らかに日本人ではなくて代役かなと思っていたら、 それが現地スタッフだったのです。実はここは事前に日本で説明されていたことが完全に嘘だったのです。 現地スタッフは日本人ではなかった。

ひとまず、学校に到着しました。そこで社長に必要なものを買わされました。 ヘッドセット、エアバン、教科書。そして、みんな使っているからといわれて1万円もするかばんを買いましたが、 それはあまり必要ありませんでした。そこで担当教官の紹介もされました。担当教官はSyokiさんという方で、 非常に若くて、明るい方だった。

説明が終わって、1時間だけSyokiさんにグランド。といっても、これはこれからの流れの説明のようなものでした。

それからが長かったです。送迎の便は、送りは朝8時半、迎えは午後6時のみなので6時までなにをすればいいのか 分からない状態だったので、ボーっと待っていた。

迎えが来て、どこに買出しに行きたい?といわれて、アメリカのアルバートソンという店に食べ物を買いに行った。 サラダやオレンジジュースなどを買いました。

寮に到着すると部屋を言われた。結構寮は大きい。

寮の部屋は4人部屋でした。ちょうど混んでいる時だったので、寮は満員の状態。

この日は、スクールの人がパイロットの試験に合格したので、バーベキューをした。 といっても、僕は本当に体がきつかったので途中で抜けてしまいました。

寮は2段ベットみたいになっていて、下が机、上がベットというものでした。 しかし、これがすごく揺れるので全然眠れません。 夜中に何度も起きてしまいました。さらに、僕の部屋は2階でバスルームの隣、 ドア越しに僕のベットでした。バスルームの換気扇が非常にうるさくて、これも眠りを妨げられる原因になりました。

結局夜中は何回も目が覚めてしまい、 5時以降は眠れず、ただベットに横になっているだけという、 全然疲れが取れない状態になってしまいました。



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